中世

世が世なら名君にもなり得たルイ十六世

※ルイ十六世の肖像画 プルボン家5代目当主ルイ十六世 フランスの君主の家系は全部で4つあります。481年に王位についたクローヴィスを開祖とするメロヴィング家、751年に王位についたペパンを開祖とするカロリング家、987年に王位についたユーグ・カペー家…

イギリスが世界を征服できたのは食に対して無頓着だったから

物議をかもしたフランス大統領の言葉、イギリスの料理がまずい。 2005年7月、7年後の夏期オリンピック開催地がロンドンかパリかで決定する直前のこと、当時のフランス大統領ジャック・シラクは、「イギリス料理はフィンランドの次にヨーロッパでもっともまず…

蒙古襲来絵詞読み解く鎌倉武士のスタンドプレー

“蒙古襲来絵詞”が書き遺された理由 中学校のとき、元寇の様子を描いた絵画資料として、“蒙古襲来絵詞”を教科書などで見たことはないでしょうか。 左手には毒矢を放つモンゴル軍、中央では「てつはう」と呼ばれる火薬兵器の轟音がとどろき、右手には真っ赤な…

辺境の地から第3のローマを目指すロシアの起源

※モンゴル帝国あら臣従要求の手紙を破り捨てるイヴァン3世(引用元:Wikipedia) ロシアの始まりはモンゴル人に支配される日々からの脱却 現在のロシアは、世界最大の国土を持つ国家ですが、ロシア建国当初の領域はウラル山脈から西のヴォルガ川、ドン川、ド…

ビスマルクによるドイツ建国とバルカン半島の独立戦争、このとき第一次世界大戦の火種が既にくすぶっていた

※ヴィルヘルム一世の戴冠式の様子(引用元:wikipedia) 「鉄」と「血」でドイツ統一へと突き進む 今日のテーマは『ドイツの近代化』です。中世のドイツは、はっきり言ってその当時の時代遅れの国でヨーロッパにおける存在感はさほど高くはありませんでした。と…

フランス革命、国民を団結させた皇帝ナポレオンの活躍

※ノートルダム大聖堂、ナポレオンが皇帝に戴冠を受けた場所 身分社会の中で民衆たちが立ち上がる 18世紀末に起きたフランス革命と、19世紀初頭に行われたナポレオン戦争と呼ばれる一2回は、現在につながる「国民」と「国民国家」という概念を生み出し、広め…

西欧諸国に後れをとった中世ロシアとドイツの猛追

モスクワ大国国がモンゴル人国家からの独立! ※赤の広場、モスクワ大公国の国民行事が行われていたこれまで西洋史、特に中世のヨーロッパについて書いてきていました。中世ヨーロッパでは、大西洋側の西ヨーロッパ中心に展開していきます。 中世では、ロシア…

自由と平等を求めたアメリカ独立戦争とモンロー宣言

※アメリカ独立記念館@フィラデルフィア 「有効なる怠慢」で自治力を高めたイギリスの北米植民地 北アメリカ大陸への植民活動で先陣を切ったのは大航海時代栄華を極めていたスペインでした。スペインはインカ帝国を滅ぼすなどペルー・メキシコなど中南米から…

大航海時代に出遅れたイギリスがオランダから覇権を奪う大躍進

※ハットウィールド・ハウス、エリザベス1世が女王に即した城 イギリスを発展させるため生涯独身、「自国との結婚」を選んだ女王 大航海時代から始まった西ヨーロッパの覇権争いに対し、スペイン・オランダといった国々対してイギリスはかなり遅れを取ってし…

第2次百年戦争、世界各地でイギリスとフランスが火花を散らす

※産業革命のイメージ 世界各地で英仏の覇権争いかま火花を散らす 夫婦で国王になったウィリアム3世とメアリ2世でしたが、2人の間には跡継ぎができませんでした。 そのため、メアリ2世の妹アンがイギリス王位を継ぎます。しかし、アンもまた跡継ぎを残さなか…

太陽が沈まない国スペインに対抗したオランダ・ネーデルラントの商売根性

※オランダの繁栄の中心地となったアムステルダム 国際商業都市となるネーデルランド 世界に股をかける大帝国に成長したスペインですが、同時に他国から借りた莫大な借金も同時に背負っていました。スペイン王カルロス1世が、フランスやオスマン帝国との戦争…

ポルトガルとスペインが世界を二分割した大航海時代

※コロンブスが大西洋横断のため出発したとされる港 パロスデラフロンテーラ 香辛料を求めまだ見たことがない土地へ 僕が西洋史の中で一番ロマンを感じる時代が“大航海”時代です。大航海時代は、まだ誰も見たことのない土地へ、自分の富と名誉のために冒険を…