雪解けか?緊張か?世界の注目を浴び続けたソ連とアメリカの駆け引き

フルシチョフによるスターリン批判に揺さぶれた東欧 1953年3月5日、大規模な粛清を繰り返し、人々を不安に陥れていたスターリンが死にました。スターリンに代わって、ソ連共産党第一書記に選出されたのはフルシチョフでした。フルシチョフは、これまでのスタ…

レーニンの後継者争いから、第2次世界大戦そして冷戦の始まりへ

※アメリカ、イギリス、ソ連の首脳が一堂に会した初めての会談になったテヘラン会談の記念撮影、左からスターリン、ルーズベルト、チャーチルが並んでいる。 レーニンの後継者はトロッキーかそれともスターリンか 社会主義革命を成功させ、ソヴィエト連邦の樹…

ソ連の下で苦汁をなめ続けたウクライナ

急激な改革を進めるツァーリズムに対して労働者の不満が爆発する アレクサンドル2世の大改革に続いて、19世紀末から蔵相ヴィッテによる経済的・産業的な側面にも改革が強引に推進されます。ヴィッテによる改革は重工業を中心とした工業化を推進させる改革で…

不凍港を目指して領土拡大を目指すロシアの歴史

ロシア念願の土地、クリミア半島を奪取 ロシアもオランダ・イギリスを理想のモデルとして様々な改革を行って、押しも押されもしない強国につくりかえる、こうした理念に基づき、時のロシア皇帝ピョートル1世はロシアの西洋化を目指します。ピョートル1世の…

辺境の地から第3のローマを目指すロシアの起源

※モンゴル帝国あら臣従要求の手紙を破り捨てるイヴァン3世(引用元:Wikipedia) ロシアの始まりはモンゴル人に支配される日々からの脱却 現在のロシアは、世界最大の国土を持つ国家ですが、ロシア建国当初の領域はウラル山脈から西のヴォルガ川、ドン川、ド…

レーニンと社会主義国家・ソヴィエト社会主義共和国連邦の設立

※赤の広場を行進するボリシェヴィキ 貧困層の救済、労働者の理想国家を目指す社会主義 産業革命は火の使用や文字の発明に匹敵するくらい大きな人類史上の転機となりましたが、全ての人間に幸福を約束するものではありませんでした。 農業中心の時代よりも貧…

文による支配を目指した宋と、武力により世界をつないだモンゴル帝国

文による支配を目指した宋の苦悩 漢民族と北方民族の混成国家として繁栄を築いた唐は、黄巣の乱という塩の密売人による反乱がきっかけで崩壊し、五代十国と呼ばれる分裂期に入ります。それを統一したのが宋です。宋は文治主義という、武力ではなく、文(学問)…